準備ガイド
海外でドライヤー・ヘアアイロンは使える?
結論
日本の普通のドライヤーは100V専用で、海外では使えません。持っていくなら「海外対応」と書かれたモデルを選びましょう。
日本のコンセントは100Vですが、韓国・タイ・香港など多くの国は220V前後です。100V専用の家電を220Vにつなぐと、2倍以上の電圧がかかり、故障や発火のおそれがあります。
メーカーはこう案内しています
| メーカー | 案内の内容 |
|---|---|
| パナソニック | 100V専用の機器をそのまま使うと「ショートや爆発、故障などのリスク」がある |
| 日立 | 現在の機種はすべて国内仕様(AC100V)で、海外では使えない |
| テスコム | 取扱説明書で「AC100V」「日本国内専用」と注意している(例:TD713A) |
自分のドライヤーが使えるか確かめる
- 本体かコードの表示を見る。電圧の書かれたシールや刻印があります。
- 「AC100V」だけなら日本専用。海外では使わないでください。
- 「100-120V / 200-240V」や「100-240V」なら海外対応。切り替えスイッチがあるものは、現地の電圧に合わせてから使います。
- 形が合うか確かめる。電圧が合っても、コンセントの形が違えば変換プラグが要ります。
海外対応モデルの例
パナソニックは、100〜120Vと200〜240Vの両方に対応したドライヤー(ナノケア EH-NA9F)や、電圧を自動で切り替えるヘアアイロン(EH-HV2B)を案内しています。「海外対応」「海外兼用」と書かれたものは、電圧の範囲を確かめてから選びましょう。
型番は出典記事の時点のものです。購入前に最新の仕様を確認してください。
変圧器を使えばいい?
理屈では使えますが、おすすめしません。熱を出す製品には、消費電力の3倍以上の容量の変圧器が必要とされます(カシムラ)。1,200Wのドライヤーなら3,600VA程度になり、旅行用の変圧器(大きいものでも300VA程度)では足りません。日立は、マイナスイオンドライヤーは変圧器を使ってもイオンの装置が不具合を起こしやすいとしています。
ホテルの備え付けを使うなら
- 予約サイトやホテルの設備一覧で「ヘアドライヤー」があるかを見ておく
- 風が弱いことがあるので、髪の長い人は時間に余裕を持つ
- ヘアアイロンは備え付けがないことが多い。海外対応のものを持っていくか、ホテルに貸し出しがあるか聞いてみる
機内に持ち込むときは
コード式のドライヤーやヘアアイロンは、持ち込みも預け入れもできます。充電式(コードレス)のヘアアイロンは、電池を外せるかどうかで扱いが変わります。
関連ページ
出典
- パナソニック 海外旅行と家電についての記事(2026年5月14日)
https://panasonic.jp/life/travel/140001.html - 日立「イオンケア Q&A」
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/ioncare/q_a/a11.html - テスコム TD713A 取扱説明書
https://www.tescom-japan.co.jp/cms/wp-content/uploads/2025/11/TD713A_web_5452-1.pdf - カシムラ「変圧器、変換プラグの選び方」
https://support.kashimura.com/area/point.html - カシムラ 海外旅行用変圧器の一覧
https://www.kashimura.com/product/trans1